アートの時間へようこそ   皆さんはどのような時に絵を描きたい！と思いますか？面白い体験をした、美しい風景に出逢った、愛する対象物がいる、人によって描く理由やモチーフは様々でしょう。   私は自分が美しい、と感じるものを誰かと共有したくて描いています。旅行先で感動した美しい景色であったり、自分の人生に起こった出来事であったり。非日常で心が揺さぶられたものは絵にし易い（ノッて描ける）ですが、道端の石ころに美を見い出す心があるか、が実は重要だったりします。   《見付けよう》とする心があれば、どこにでも絵のモチーフは転がっていますね。   お散歩の途中に見た私にとって美しいモノたち    Continue Reading

  現代美術作家・大竹伸朗さんの展覧会を観てまいりました?   今回は《ビルディング》シリーズに焦点を絞った作品がずらりと並んでいます。40年間、同じテーマで描けるなんて凄い！   私の場合、大筋のテーマはあまり変わりませんが描く対象物・モチーフはどんどん変わるので人によって違いがあり面白いですね。     普通、著作権の問題などから作品を写真に撮ったりネット上にあげることが出来ませんが、今回の美術館展示作品に限り「SNSで投稿して下さい」と自ら仰っています。素晴らしいアイディアですね✨   もうすぐ会期が終わるので、ご興味のある方はぜひ見に行ってみて下さいませ。         大竹伸朗 ビル景 1978-2019 会期：2019年4月13日〜6月16日 会場：熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ、Ⅱ 住所：熊本県熊本市中央区上通町2-3 電話番号：096-278-7500 開館時間：10:00〜20:00　※入場は閉館30分前まで 休館日：火（ただし4月30日は開館） 料金：一般 1000円 / シニア 800円 / 学生（高校生以上） 500円 / 中学生以下無料    Continue Reading

  早朝お散歩にて日課のスケッチ　✑✑いつか描いてみたいと思っていた裸婦。   初めてモデルさんの裸婦デッサンを描いたのは15歳、高校の授業にて。美術科に通っていたので当然の裸婦。男子や先生の目の色が違って怖かったですが（笑）   長いこと、私にとっての裸婦は受験や課題の為に描くものでした。でも、やっと機が熟したのでしょう。今は愛や美、生、豊かさを表現したい、描きたい!   パッションの灯火がじわじわきています❤      Continue Reading

  《福岡市美術館リニューアルオープン記念展》に行ってまいりました。   アンディウォーホル、マルクシャガール、ミロ、マークロスコ、バスキア、ダリなど巨匠の作品が各一点ずつ並んでいます。日本の仏像や焼き物なども美しいですよ。200円で見れますので、お近くの方は気分転換にお勧めです。     なんの成分か知りませんが《美術館の香り》ってありますよね。《音》も《空気》も。鑑賞した後はレストランで一息   一面ガラス張りのレストランからの眺めが最高に気持ち良く、外国にいる気分になりました☁　☁　☁     https://www.fukuoka-art-museum.jp/exhibition/renewalexhibition/Continue Reading

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✢　La Danse :  Henri Matisse : Musée d’art moderne de la Ville de Paris  ✢   今日もアートの時間へようこそ✨   前回に引き続き、私の大好きな画家アンリ・マティスの作品を少しずつご紹介してまいります。   La Danse（ダンス）の作品にまつわるお話       マティス作品のコレクターの一人、アルバートバーンズ博士。私のスケッチしたバーンズ氏が本人と似ていませんが、ご愛嬌ということで↑   彼はアメリカの億万長者で、美術のコレクターであり研究者。マティスの大ファンだった為、施設のメインホールを飾るために壁画を依頼しました。   ✢　La Danse : パリ市近代美術館所蔵　✢ マティスがこのダンスという作品を製作している途中で「寸法に間違いがある！」と気付き、やり直した結果3つのバージョンが生まれました。3のうち2つがパリ市近代美術館、1つはバーンズ財団にあります。   ✢　La Danse 未完成　: パリ市近代美術館所蔵　✢   私はこのパリにある作品しか見たことがないのですが、寸法間違いが起こらなければLa Danseを観る機会はなかったかも！そう思うと間違ってくれた事に感謝ですね✨          Continue Reading

  前回のイラストの別バージョンをお届け致しますね。   今回は輪郭線を描く際、割り箸とペンを使いました。ペンは繊細で安定した線を表現しやすく、割り箸は硬く太い表情豊かな線を出しやすいです。       色付けはまっち社の透明水彩絵の具。乾くと耐水性になるインクを使用しているので上から絵の具を塗っても滲みません↓            Continue Reading

  私の好きな画家トップ5に入るマティス✨ 1869年12月31日、北フランスのLa Cateau-Cambrésis生まれ。（大晦日！） 穀物商の父の願いでマティスは弁護士になるべくパリ大学法学部へ進みますが       「僕、画家になりたいんだ！」と21歳の時に方向転換します。       続くContinue Reading

  前回はアウトライン（輪郭線）をインク✑で描いたところまででしたね。   今日はどのようにして色をつけるかを見てまいりましょう?     ↑　クレパスを粉にしたものを指で擦ります   ↑　粉のままだと定着しないので綿棒や布で擦り込みます   ↑　余分についたパステルを消したい場合、練り消しがおすすめです   ↑　細かい部分の色付けには色鉛筆で    Continue Reading

  自分が好きなモノを集めたら、こんなイラストが出来ました✨   見て下さい、このよれよれの線と角度のおかしい絵を。理論で考えるとこの絵は失敗ですが、表現としてみればありです。   絵の世界が面白いのは、表現や感性が評価されるところでしょうか。今ぱっと思いついた画家でマルクシャガールがいますが。 彼の作品は人の形がクニャクニャしていて、指の関節なんて無いですね。本物の人間にはない形や色をしていますが、彼は巨匠で素敵な作品を描きます。   対象物を本物のように描く技術を学びたいのか、色彩・バランス・自己表現を学びたいのか皆様はどちらでしょうか     ↑　本日のモチーフ   ↑　本日の画材（ホルベイン社: COMIC INK sepia 色+　タチカワピン製作所:　フリーサイズペン軸　t-25）  Continue Reading