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Articles de blog de Shinobu Watanabe.
2018.04.16
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shinobu
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2017年 魔法の楽器作り
ジャン✨ 本日のレッスン・art art art では魔法の楽器・グラスハープを作ってもらいました。 ワイングラスにお水を入れ、指でグラスの縁をなぞると。。 「ぼわわあぁん」 耳の奥までキ〜ンとガラスの音色が鳴り響きます。 ☆ちゃんがトップバッターで奏で始めると、△ちゃんの音も 「き、きゅ、きゅい〜ん」 出たでた、きちんとグラスが鳴りました!完璧ではないけれど音階作りにも成功。 赤(マゼンタ)、青、黄の絵の具を取り出し、この基本3色を使って様々な色水を作り出してもらうとほら、こんなに美しい飲めないワインの出来上がり? 音が出ている時に水の表面を見ると振動で波紋が出来るのですが、この波や音を表現した二人の絵がこちら なんとも素敵な表現ですね✨✨ 子どもは天才です、本当に。みんな、新鮮な発見をいつもありがとう!
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2018.02.11
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shinobu
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2016年 嘘か誠か
「ニホンジン?」 オペラ大通りを歩いていると、おじさんが出し抜けに声を掛けてきた。私の前に居たのに、何か気配を感じたのか、急にこちらを振り返ったようだった。後ろに目でもあるのかしら、この人。 誰かに似てるのよねぇ・・・誰だっけ。あ、岡本太郎!そうそう、小柄で眼光が鋭く押しが強い感じがオジサンと岡本太郎の共通点。私は素っ気なく返事をし、立ち去ろうとした。しかしおじさんはビタっと粘着テープのように張り付いて、話をやめようとしない。 個人情報を言いたくなかったので知らんぷりしていたが、オジサンはしつこく私の出身地を聞きたがった。言ったところで日本の地名など知らないだろうと思い、故郷を告げたところ《粘着テープ》がさほど大きくない目をカッと見開き「オレそこで働いてたんだよ!」と興奮気味に手をバタバタと振った。 海外の方から見ると私は随分幼く見えるらしく、子供なら騙せると思っているのかもしれない。(この時既に37歳!) 《粘着テープ》の話を適当に聞いていたのだが、日本人でも地元の人しか知らない呼び方や地名をちらちらと会話に出してくる。ひょっとして本当に住んでいたのかも。品はないけれど日本語も上手だし。 「ちょっとさ、お茶行こうぜ。え?時間ないの?10分。いや5分・・・1分!」 私がOuiと言うまで放さないおじさん。いくら断っても、まぁとにかく切り返しが早い。フランス人は本当に粘り強いわ! 「いま時間ないなら、じゃあさ今夜何時に仕事終わる?週末は?え、ダメかよ〜。作品作りに忙しいってのか?あんたアーティスト?俺の母ちゃんは美術教師で、ルーヴル美術館で働いてたんだぜ。それから、来年またそっちで働くから」と言い、彼の電話番号が書かれたメモを私の右手に押し込んだ。 生憎《粘着テープ》はこの日の狩りに失敗したが、次の獲物探しに勤しんでいるのだろう。 夏になり、故郷に戻った私は念のため《粘着テープ》がこの土地を訪れていないか確かめてみた。今のところ有力な手掛かりは見付かっていない。 2016年、5月
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2018.02.04
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shinobu
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拾い物
パリに居た1年間、私には二つの特技があった。一つ目は「見知らぬ人から声を掛けられること」二つ目は「小銭を拾うこと」。週に3、4回、いや多い時で一日に2回、この両方の特技を発揮していた。 メトロの階段で小銭、道路で小銭、お店の前で小銭、小銭。しょっちゅうお金を拾うので「フランス人は小銭を捨てる人種」だと本気で信じていた。しかし皆口々に「小銭なんて拾わないし、ましてや捨てたりもしないよ」と言うから、どうやら私にだけ起こる現象らしい。 「お金が欲しい、お金がほしい」と絶え間なく考え続けた結果、小銭が私の目の前に出現したのかしら。謎だ・・・ なぜそんなにもお金が欲しかったか。実はトイレットペーパーを買うのさえ躊躇うほど貧乏生活をしていたからなのだ。ある日デパートのお手洗いを借り、トイレットペーパーを自宅用に4、5枚拝借しかけた事があった。しかしながら私にも自尊心があり、寸でのところでやめた経験がある。姉にこの話をすると「とうとうそこまできたか」と笑われた。見かねた家族が仕送りをしてくれたので、ホームレスにならずに済んだ。 10年ほど前の話になるが、占い師に「あなたはお金の神様です。現世でお金の勉強をする為に生まれた」と言われたことがある。もうあれから10年も経ったんだものね、そろそろお金持ちへの階段を登らなきゃ!豊かさと繁栄だけを思い描こう。お金の神様がトイレットペーパーも買えず、小銭拾いが特技だなんて笑えないものね。
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2017.12.31
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Musée de Montmartre
今日も学校をエスケープして、モンマルトル美術館へ!画家ユトリロの母・シュザンヌ ヴァラドンの作品が飾られています。 母・シュザンヌは恋多き女性で、画家でもありました。風変わりな音楽家・エリックサティと恋に落ちるのですが、二人の恋の炎は瞬く間に消えてしまいます。シュザンヌにあてられた何百通もの手紙とサティが失意の底で作った「vexations (屈辱)」という曲だけが残ります。 この曲、同じフレーズを840回も繰り返さねばならない、という凄まじい曲で弾き終わるのに1日かかるそうです。私は弾いた事がないけれど10分で断念してしまうでしょうね! サティにとってシュザンヌは生涯ただ一人の恋人であったそうです。もっと色々な人と恋愛すれば良かったのに、と思ったりもしましたがこういう愛の形もあるのね。 皆さまもご存知の「Je te veux (おまえが欲しい)」はシュザンヌを想って作曲したのかしら。 シュザンヌが描いたエリック・サティ 技法: 油彩 ユトリロが描いた母・シュザンヌ 技法: リトグラフ(石版画) シュザンヌ作 技法: エッチング シュザンヌの恋人・オンドレユッテルの描いたシュザンヌ ユトリロ作 彼らのアトリエ
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2017.12.27
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2016年 Ben L’Oncle Soul
なんて楽しいレッスンなのかしら✨✨ フランス語アレルギーの私が初めてワクワクした語学学校の授業がありました。 歌い手Ben L’Oncle Soul の Soulmanを聴いて「歌詞の中に有名人が何人出てくるか答えよ」というゲーム。 分かりましたか? 何人でしょうか じゅう・・おっと! 私が答えを言うと面白くないですね。 ちなみに私は一人も当てられませんでした。他の生徒が有名人の名前を答え始めたとき「ん?そういうゲームだったのね?!」とその時はじめてレッスンの主旨が解ったという始末です。とんちんかんな回答をして、冷や汗をかいたっけ。 しかしまぁ、それでも楽しかったからマル?
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2017.12.21
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2016年 落ちこぼれも悪くない
フランス語が下手でも楽しい!と思えた時期はとうの昔に過ぎ去ってしまった。 ある程度の会話力がないと自分の言いたいことが伝わらないのだ。高尚なレベルなど贅沢なことは言わない、簡単な会話さえ困難な自分に腹がたつ。生まれたばかりの赤ちゃんなら仕方ないと思えるが、私は大人だ。 「テキストには記入しないでね!学校を辞める時には必ず教科書は返却してちょうだい」と先生が言っていた事も知らずに、赤ペンでジャンジャン書き込みましたとも!学校も辞めてしばらく経ったある日、我が家に遊びに来た時クラスメイトが「シノブ、ドウシテ テキスト モッテルノサ?」と言い2人で大笑いした。 授業についていけない私は悔し過ぎて2回も先生の前で泣いた。泣きたくはなかったが、勝手に涙が溢れ出すのだ。それがキッカケだったのか、先生と友達になれたので怪我の功名だったのかもしれない
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2017.12.18
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2015年 ある日曜日の昼下がり
開け放した縦長い格子窓が風の勢いでかわりばんこにバタン、バタンと音をたてていた。無数の窓から吹き抜ける青嵐が頬を撫でる。 今日のパリのお天気は肌を焦がす程の快晴。鼻歌まじりで部屋の片付けをしていると、キッチンでカタカタと物音がした。風で揺れている窓ガラスの音とは違う。まだ会ったことのない大家さんは長いバカンスに出掛けており、二ヶ月間この家には私しかいない。はて不思議だなと頭をかしげ音のするほうへ向かった。 キッチンの手前にあるサロンまで差し掛かったところでいつもと部屋の様子が違うことに気が付いた。私の右足は固まり、これ以上前へ進めなくなった。見知らぬ茶色のポシェットがソファの背もたれに掛けてあったからだ。さっきまで何もなかったのに!開けたはずのないテラスの窓が全開になっており、誰かがキッチンにいる気配がした。 のそりとキッチンから出てきた男と目が合い、物凄い速さで私の心臓が激しく波打った。 だ、誰? 頭が猛スピードで回転し、いま自分が危険にさらされているか、どうするべきか等ありとあらゆる事を判断している。殆ど反射的に口をついて出た言葉は意外にも「こんにちは」だった。 出来る限り平静を装って様子を伺った。男はそんな私の心配をよそに、こう続けた「私は大家の息子です。今日はとても天気が良いからテラスで日光浴しようと思って来たんですよ」と。 パリに着いた初日、サロンの本棚に飾ってある家族写真を私は時々眺めていた。ふくよかで髭をはやした旦那様と品のある美しい奥様、その横に彼等の子供達が2、3人写っていた。同居する大家さんご夫妻は年配だと聞かされていたので、その写真は恐らく40年ほど昔のものだろう。彼らの娘さんが時折このアパルトマンに来てテラスの花に水をあげる、という事も事前に聞いていた。 しかし、息子の話は一寸たりとも出てこなかったので「僕は息子です」と挨拶されたところで信用できるはずがない。男に気付かれないようにチラリと横目で古ぼけた写真をもう一度確認した。写真に写っているあどけない少年が、いま私の目の前にいる男と同じ?一致しないじゃないか! 私はキッチンで洗い物をする振りをして包丁を手繰り寄せた。いざと言う時に反逆できるように。しかし、男はテラスの椅子に寝そべりラジオを聞き始めた。それでもまだ私は警戒心を解けなかった。念のため、男の名前を確認した。名はブルーノ。その場で大家さんに電話すれば良かったと後になって思ったが、場数を踏まないと正常な判断ができないものだ。 とにかく避難するしかないと判断した私は、彼への挨拶もそこそこに飛び出すように外へ出た。 幾週か時が経ち、大家さんに確認を取ってみたところ。ブルーノは正真正銘の息子だった!私の勘違いも甚だしいが、寿命が縮む経験はこりごりだ。
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2017.12.16
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2015年 「好き」が一番✨
「好きだから」 という理由だけでヴィザを取ってパリへ戻ってきた。 人が何と言おうと私にとってはベストタイミング。37歳の私にしか経験出来ないものが今ここに存在するからそれで良い。 語学学校のオプションで参加した課外授業。売り子さんがお店の紹介をして試飲させてくれる。紅茶はフランスの文化ではないけれど素敵な香りが私を潤す。パリと紅茶、良いかもね。 2015年
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2017.12.13
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2015年 ただいま!
「また戻ってくるからね」とロワシー空港で誓ったあの日からもう5年が経ってしまったけれど、パリに戻ってきた。2015年の蝉時雨。 学生ヴィザを胸に忍ばせスーツケース2つを必死で転がす。パリでは絶対に手に入らないであろう日本の自然栽培米と蔵付き天然菌のお味噌、お醤油が入っているので5年前よりスーツケースが重い。基本重量をはるかに超えた私のス荷物を運んでくれた人は、例外なく顔を真っ赤にしていた。40kgはあったかもしれない。お米と醤油なんてパリで買えばいいじゃない?と両親に言われたが、違うのそういう問題じゃないんだってば。 これからお世話になるお宅に無事到着し、ベッドで大の字になりながら独り言をつぶやいた。 パリよ、一年間どうぞ宜しゅうお願い申し上げます!
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2017.12.10
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2011年 ここに居る理由
好奇心と冒険という宝物をぎゅうぎゅうにポケットへ詰めパリまでやって来た。 アパルトマンの窓から差し込む陽で目を覚まし、朝はきまってエスプレッソとバターをたっぷり塗ったトウモロコシクラッカー2枚を頂く。maman行きつけのマルシェで食料の買い出しをし、それから独りで美術館へ出掛ける。それ以外はこれといった特別な事は何もせず、机にかじりついてフランス語の勉強をしている。そんな私を不憫に思うのか、papaたちがドライブに連れ出してくれる事もある。 《折角のバカンスにする事はそれだけかい?》と周りは思うようだが、私にとっては居心地の良い時間なのだ。ただそれだけの毎日だけれど。 自分の心に従って正解だった。好きな空間に身を置くのがイチバン!
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画家shinobuのブログ。 旅、私の作品、絵画教室についてあれこれ綴っています。 お時間許すかぎりお付き合い下さいませ✨✨ 以前のブログに加筆修正を加えたものです。
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