本日のアート小ネタ??まっち絵の具??
前回はまっち社の水彩絵の具についてお話しました。「実際のところどうなの?」と使い心地が気になる方の為に、今回は特徴などをお伝えしていきますね。
【使った感想】
✢ 絵の具が非常に滑らか
✢ 絵の具の粒子が細かいので発色はかなり鮮やか
✢ 2色以上を混ぜ合わせた場合、他社と比べて濁りにくい
【まっち絵の具の特徴】
✢ 安全性と発色の良さを第一に考え作られており、国内に流通している製品の中でトップクラスの安全性があると自負しているとのこと(しかし食品レベルではない為、口に入れないほうが良い)
【使う際の注意】
✢ もし口にしてしまったら→直ちに洗浄し、様子を見る。必要に応じ医師に相談。
✢人体に塗って良いのか?→①全く問題ないとは言い切れないが、これまでに肌がかぶれるなどの報告は受けていないとの事。②使用した場合は出来るだけ早く洗い流す。③ぬるま湯に手を漬け、石鹸で洗う。粒子が細かいので薄く残ることもあるが、時間をおき何度か洗えば良い(大抵の場合、絵の具はお風呂につかれば落ちます!)
さて、ではどの程度鮮やかであるか実験をしてみましょう↓
✢ 各メーカーの”マゼンタ(赤紫)”で透明度を比較 ✢ 厳密に言うと、各メーカーで色合いが違うので同じ条件ではないのですが。
✢ quinacridone magenta(HORBEIN)✢
✢ 上rainbow(MATCH レインボー水彩絵の具12ml.19色セット) 下 magenta(MATCH Basic Watercolors)✢
✢ 右quinacridone rose(REMBRANDT) 左 permanent magenta (BUMPODO) ✢
✢
quinacridone magenta(WINSOR & NEWTONE)✢
いかがですか?分かりづらいかもしれませんが、まっち社の絵の具は下に書いた文字がハッキリと見えます。透明感が違いますね。以前、床の上に付着したマゼンタ色の絵の具を1時間ほどほったらかしにしていた事があったのですが、いくら拭いても取れずに焦ったのを思い出しました(笑)粒子が細かい分、他の素材に染み込み易いとも言えますね。偶然に発見した出来事でした!