数ヶ月振りにいきつけのキャフェへ行った。
コロナが始まってかなり長いこと巣ごもりをしていたので、外へ出られる事がいかに幸せか感じ入っている。
緊急事態宣言が解除されたから外出したわけではなく、私の中でそろそろ良いかと区切りがついたからである。
およそ3ヶ月間、家の中に居たが新しい商品を開発したり本を読んだり書いたり、時が過ぎるのは早かった。
有名人でもない私が本を書く、という事はいささか不思議である。楽しさと難しさの狭間で小躍りしているところだ。
お会いした事はないのだが、坂井さんという名編集者が「プロの物書きでもきちんとした日本語の文章が書けていない事がある。夏目漱石を読んでごらんなさい。」と仰っていた。
なるほど、漱石か
改めて読むと確かに上手い!
面白い!
知的だ!
漱石以外にも、とにかく自分の書籍の参考になりうる本をどっさり買い込んだ。
私の中で眠っていた小話をぽつりぽつり書き連ねてみよう