本日のアート小ネタ??ベタ塗り??
前回に引き続き、イラストの背景をベタ塗りにする事が果たして可能なのか?という問いにお答えしていきますね。
ベタ塗りをするにあたって一つ目の条件は、手描きで仕上げる事。二つ目はマスキングをしない事(使う紙の種類、マスキングのメーカーによっては紙が破れ易い為)。三つ目の条件として、複雑な形の周りをベタ塗りする事とします(四角い画面だけをベタ塗りするのは比較的かんたんです)。
写真で質感をお伝えするのは少々難しいですが、見ていきましょう。4つ目の画材はこちら
✢ 色鉛筆 ✢
筆圧、筆を走らせる方向、塗り重ねる回数をコントロールすることで筆跡をあらかた消す事ができます。塗りムラは随分解消できます。
✢ 水性ペン ✢
こちらは一回塗っただけの状態。重ね塗りをすれば多少ムラが減りますが、水分を含んだペンは筆よりも硬いので紙が破けてしまいます。
✢ クレヨン ✢
水彩絵の具と特別に相性が良いわけではありませんが、画材を比べる意味で実験しました。皆さんも予想はついたでしょうが、クレヨンの蝋の跡があちこち残っていますね。クレヨンは鉛筆のように尖っていない為こまかい部分を塗りつぶす事ができません。